10月16日(月)、前日の雨が嘘のような雲一つない秋晴れの下、4年ぶりに町会のバスツーが行われました。参加者は24名。9時に甲州街道高三小入口から出発。
30分ほどで北区の旧古川庭園に到着しました。鹿鳴館やニコライ堂などを手掛けた英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計で建てられた英国貴族の邸宅にならった古典様式の石造りの洋館が小高い丘に建ち、テラス式の庭はバラ園になっています。ちょうど秋のバラフェスティバル開催中ではありましたが、ちょっと時期が早かったのかまだ咲き始めでした。その下の日本庭園をゆっくり散策すると、まさに都会のオアシスといった感があります。
見学を終え、東大、水道橋、神保町、皇居を経て大手町、日本橋をぐるっと回って皇居楠公像の前にあるレストハウスで、江戸料理を再現した行楽重に舌鼓を打ちました。
そしていよいよツアーのメインイベント、赤坂迎賓館に向かいます。時間をたっぷりとって絢爛豪華な内部を見学しました。よくもまあこんなすごいものを作ったなというような当時の和と洋の芸術・工芸の粋を集めた装飾が施された各部屋をじっくりと鑑賞しました。そして建物の前庭で記念撮影。
ここから日の出桟橋に向かい、隅田川の13橋を巡るクルーズで浅草へ。水上から見る両岸の景色、すべて形状の異なる橋の姿を心地よい川風に吹かれながら楽しみました。
浅草港に到着後、バスで最後の目的地、東京スカイツリーへ。地上350mの展望デッキ、さらには450mの展望回廊に上がり、目のくらむような眺めを堪能。5時5分の日の入りを見ようと多数の外国人観光客が押し寄せていました。新宿の向こうに日が沈むころ、それまで見えなかった富士山のシルエットが浮かびあがりました。
結構な強行軍のツアーでしたが、普段お付き合いのない町内の方々とも話が弾み、皆さん満足して家路につかれました。