今年は5月1日に行った町会バスツアーには31名の方(役員も含む)が参加されました。
19年、23年は21名だったのに比べ多くの方にご参加いただき、うれしい限りです。ゴールデンウィークの期間中だったので混雑を予想していましたが、渋滞もなく箱根を目指しました。途中から雨がぱらつき始め、最初の目的地である山のホテルでのツツジ鑑賞への影響を心配しましたが、なんとか小雨で済みました。ツツジやシャクナゲはまだ5分咲きほどでしたが、80品種以上という3,000株にもおよぶツツジがきれいに丸く刈り込まれ美しさを競っています。その向こうに富士山が見えると最高の絵になるのだろうなと想像しながら庭園を散策。その裏にあるシャクナゲ園では、まるでピンクのポンポンのような大振りの花がしっとり雨に濡れていました。
そこから箱根神社の前を通って箱根小涌園へ。約60種類揃ったメニューのランチビュッフェに舌鼓を打ちながら話の花が咲きました。
雨脚が強くなる中、隣接した岡田美術館に移動。ゆっくり鑑賞していると半分も観られないので、効率よく回るようにという説明を受け、各自興味のあるフロアへ向かいました。
圧巻はやはり現在開かれている「金屏風の祭典」で、美しい花鳥風月、歴史風俗が描かれた名所図、合戦図など、桃山時代から江戸時代さらには現代まで二十数点におよぶ作品が並べられています。他にも中国、朝鮮、日本の陶磁器の名品の数々にも目を奪われます。どれだけの資金があればこれだけの個人コレクションが集められるのか、とついつい下世話な興味が湧いてしまいます。
雨脚は一向に収まらず、美術館から雲の中の大涌谷へ。あたりは真っ白。土産物店で黒卵を買うのがやっとでした。帰途も雨は降り続けましたが、心配した渋滞もほんの少しで、予定よりはやく無事下高井戸に到着しました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
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